unagimikankun’s diary

E-M1 MarkⅡと共に風景、野鳥、航空機を撮り巡る男

【絶景】静岡の秘境「奥大井湖上駅」の撮り方|定番から隠れスポットまで

f:id:unagimikankun:20190505171313j:plain


こんにちは。

 

今回はGWに訪れた絶景の秘境「奥大井湖上駅」と、車でのアクセス方法をご紹介致します。

本ブログには付添い人がいるという限定ですが、高齢者や乳児連れの方等でも楽に観光しやすいスポットが一箇所あります。

非常に素晴らしい景色の為、滞在時間は短くも満足出来るスポットとなっていますので、是非最後までご覧いただければと思います。

 

インスタでも奥大井湖上駅の絶景、そして隠れスポットの写真を以下のページに公開していますので、フォローお待ちして下ります。

 

www.instagram.com

 

他にも北海道に出向いた時の写真、地元周辺の天の川等を紹介していますので奥大井湖上駅以外にも興味があれば、是非ともフォローを。

 

 

 

今回使用したカメラはこちらです。

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1 MarkII ボディー

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1 MarkII ボディー

 

 

 レンズはこちら1本となります。

所謂、広角から中望遠対応の万能レンズですね。

 風景撮影の為、さほどカメラ性能に影響は出ません。

使いやすい、お手頃のカメラやレンズをお選び下さい。

ただ、スマホiPhoneですと望遠性能が厳しいと思われますので、注意が必要です。

 

それでは絶景、奥大井湖上駅の紹介に入る前に列車(正式名称:南アルプスあぷとライン)の到着時間の案内をします。

 

 列車抜きにしても美しい絶景ですが、やはり運行中の列車と共に写真に残した方が秘境駅に来たという感動を味わえますので、是非時間を見計らって観光することをおすすめします。

 

大井川鉄道時刻表

以下が、奥大井湖上駅に列車が到着する時間となります。

f:id:unagimikankun:20190506110519j:plain

だいたい1時間に1~2本程度ですね。

井川方面ゆきが北東に向かう列車。(後述する奥大井湖上駅駐車場方面です。)

千頭方面ゆきが南西に向かう列車。(後述する長島ダム方面です。)

※2019年5月現在の運行時間です。

ダイヤ改正、天候により変動する可能性があります。

 

以下の公式HPでも、時刻表の案内がありますので参考にどうぞ。

oigawa-railway.co.jp

 

では絶景ポイントの紹介に入ります。

 

 

1.定番の絶景「奥大井湖上駅


f:id:unagimikankun:20190505171313j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/160 F6.3)

 

秘境駅ですが、超定番の撮影ポイントとなります。

やはり注目すべき絶景は、エメラルドグリーンの湖と秘境駅、赤い線路と南アルプスあぷとラインだと思います。

 

ズームレンズを使うと列車登場シーン。

f:id:unagimikankun:20190506190828j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/320 F5.0)

鉄道利用客の乗降シーンの撮影も可能ですね。

f:id:unagimikankun:20190506190833j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/50 F8.0)

またいきなりですが、 こちらが高齢者や乳児連れの方等でも楽に観光しやすいスポットとなります。

詳細は追って説明致します。

 

このポイントに到着した際の感動は、絶景と言える光景に魅了される程。

苦労してここまで来た疲労を忘れさせる達成感を覚えることでしょう。

 

ここまでのアクセスですが、秘境と言われる割には車でのアクセスは良好です。

ただし、一部分かり難い箇所が...

 

大雑把に言うと、県道388号線と脇道を使い奥大井湖上駅駐車場を目指します。

この湖上駅ですが非常に分かり難い位置にあり、前情報なしだと進入口を見逃す場合があります。

 

 分かり易いように手順を追って説明します。

 

◆アクセス方法

①まず県道388号線を走ります。

 途中で長島ダムが右手に見えます。

奥大井湖上駅周辺には自動販売機がありません。(トイレはあります。)

水分が必要な場合は上のマップにあるダム駐車場に車を停め、長島ダム駅目の前の自動販売機をご利用下さい。

私は直前のコンビニで買うのを忘れ、かなり助かりました。

 

長島ダムを過ぎ、平田トンネル(読み方は"ひらんだ"とのこと)に入ります。

トンネル入り口の右側にゴジラのような看板があります。

 

ここからが分かり難いです!

③不動トンネルに入ります。

トンネルに入る前の近くには「湖上入口バス停」や「駐車禁止」の看板があります。

 

上記マップの湖上入口バス停をナビに登録しておくと、分かり易く楽です。

またこの付近は駐車禁止ですが、送迎の為の停止は恐らく問題ありませんので長距離や段差の昇り降りが困難な方は、車を広めの路肩に停車させた後素早く降車し、運転手は後述説明致します駐車場に向かって下さい。

 

何度も言いますが、駐車は禁止です!

運転手は車から離れず、送迎後素早く目的地に向かって下さい。

当日は実際の交通ルールに従うようお願いします。

 

降車した方は下記写真にあるカラーコーンと車輌通行禁止の看板の奥に向かえば、すぐそこに絶景が待っています。

f:id:unagimikankun:20190505211919j:plain

※健常者が楽をしようと駐車をすると後の絶景を見逃す他、警察が辺りを巡回してしまいますので、観光マナーの為にも絶対に違法駐車はやめましょう。

 

それでは引き続き駐車場に向かいましょう。

④不動トンネルを抜けた後、少し進んだ先の脇道に入ります。

脇道とは、上記マップ右側にあるカーブ注意(つづら折りあり)の標識すぐ手前、鋭角に曲がった道のことです。

左に見える奥の小屋を過ぎた場合は、行き過ぎとなります。

ここから道が狭くなりますので、運転には注意するようお願いします。

 

⑤脇道を降るように真っ直ぐ進みます。

脇道に入ったすぐそこの分かれ道は左側、降りの道です。

更にその後の分かれ道は真っ直ぐ進んで下さい。

 

⑥駐車場到着です。

f:id:unagimikankun:20190505231343j:plain

上記の写真にある①~④順に駐車すると出入りが楽です。

GWだった為、am8:30頃には9台分の駐車場が一杯になりましたが出入りの車が多く、そんなに待たされている様子はありませんでした。

 

⑤撮影ポイントに向かいます。

撮影順路はお任せしますが、

1.定番の絶景「奥大井湖上駅」を撮影したい場合は、駐車場から右上を目指し進んで下さい。

すると、以下のような分かれ道に遭遇しますので、「レインボーブリッジ撮影ポイント」の看板が示す道へ入りましょう。

この場所が撮影ポイントの分岐点となります。

f:id:unagimikankun:20190506104447j:plain

 アーチ状の枝木が目印です。

f:id:unagimikankun:20190506104933j:plain

このような道が続きます。

f:id:unagimikankun:20190506105400j:plain

駐車場から徒歩10~15分程度で舗装された道に出ますので、そこから少し上った先が定番の絶景ポイントとなります。

余談ですが全ての歩道、撮影ポイント共に虫がかなり多いです。

特に春以降暖かい季節は、虫除けスプレー等を持参することをおすすめします。

 

2.あずま屋からの絶景「奥大井湖上駅


f:id:unagimikankun:20190506115009j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/80 F8.0)

あずま屋とありますが、場所はベンチのある展望台となります。

先程の定番ポイントとは真逆から見た撮影ポイントですね。

 

行き方は以下となります。

前回の分岐点、茶色の看板の「奥大井湖上駅」に進んで下さい。

f:id:unagimikankun:20190506104447j:plain

するとすぐそこに、同じく茶色の看板の「あずま屋」がありますので階段を昇って下さい。

f:id:unagimikankun:20190506120155j:plain

昇った先が、あずま屋から見た奥大井湖上駅となります。

 

3.線路真正面からの絶景「奥大井湖上駅


f:id:unagimikankun:20190506120728j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/100 F8.0)

列車が運行していれば、もっと栄えた写真となったことでしょう。

 ここの撮影ポイントを説明します。

まずは先程同様、分岐点に向かい茶色の看板の「奥大井湖上駅」に進んで下さい。

あずま屋からの移動の場合は、そのまま階段を降って下さい。

f:id:unagimikankun:20190506104447j:plain

すると、「奥大井湖上駅」の看板が見えますので指示通り進んで下さい。

f:id:unagimikankun:20190506182026j:plain

先に進むと、金属製の階段がありオレンジに囲った箇所が真正面からみた「奥大井湖上駅線路」の撮影ポイントとなります。

f:id:unagimikankun:20190506183443j:plain

柵や木が邪魔ですので、少し腕を伸ばして撮影した方が良いかもしれません。

ちなみにこの階段を更に降ると、線路の真横を渡れますし駅ホームやコテージにも行けます。(コテージにトイレあり。)

 

4.線路からの絶景「奥大井湖上


f:id:unagimikankun:20190506184600j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/100 F8.0)

先程の3.線路真正面からの絶景「奥大井湖上駅」から進んだ、線路真横からの絶景です。

駅ではありませんが、エメラルドグリーンの湖と緑の自然が栄える撮影ポイントですね。

5.駅ホームからの絶景「奥大井湖上駅線路」


f:id:unagimikankun:20190506184616j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/160 F8.0)

線路真横を歩き続けると、駅ホームに到着します。

これはそこから撮った写真です。

 

以上が定番スポットからの絶景5選となります。

私は今回が始めての訪問ですが、地元静岡にこれ程の秘境ぽい景色があることに驚きました。

では、次に隠れスポットの説明をします。

 

6.隠れスポットほぼ山頂からの絶景「奥大井湖上駅


f:id:unagimikankun:20190506192109j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/100 F8.0)

これは1.定番の絶景「奥大井湖上駅」よりも更に高い位置から撮れる、隠れスポットの絶景です。

定番のポイントに比べ、真上から眺めるようなアングルとなっています。

それでは、ここまでのアクセスを手順を追って説明します。

 

◆隠れスポットのアクセス方法

ちなみに目的地点は以下のマップ、赤アイコンのポイントです。

後述する駐車スペースから、徒歩30分程度で到着します。

途中までは車で行けますが、大半が徒歩で向かうこととなります。

ただし、バイクもしくは車種によっては目的地まで行ける可能性があります。

※悪路の為、個人的には徒歩を推奨

 

①県道388号線で来た道を戻り、以下の脇道に入ります。

ストリートビューですと、丁度緑色の軽自動車が駐車している道です。

 

②上記の道を道なりに進むと、以下のオレンジで囲った看板(林道~と書かれた)の道があります。

その看板を過ぎたほぼ真横に、駐車スペースがあります。(赤い車がある場所。小型車だとギリギリ2台停めれるかも。)

f:id:unagimikankun:20190506220034j:plain

アップすると駐車場所とスペースは、このようになってます。

f:id:unagimikankun:20190506221205j:plain

前述通りバイクや車高の高いSUV等なら、更に奥まで行けるかもしれません。

ただ、落石や倒木等で道が塞がっていましたので自己責任の元、個々の判断にお任せします。

 

③駐車スペースから更に奥へと進むと、右側に坂を上る道が現れますので上って下さい。

以下のオレンジの矢印で示されている坂です。

f:id:unagimikankun:20190506222442j:plain

上記の写真を真逆から見た写真が以下となります。

オレンジの矢印の坂を進みましょう。

f:id:unagimikankun:20190506223026j:plain

※この道から落石倒木ありの悪路へと変化します。

車輌、徒歩問わず通行には十分配慮した上で進むようお願いします。

 

④坂を上ると、いずれ砂利道に出ます。

砂利道に出れば残す所、1/3程度の道のりです。

f:id:unagimikankun:20190506223339j:plain

 

⑤到着です。(徒歩30分程度。)

オレンジの矢印の先、丸で囲った部分が撮影ポイントとなります。

※足場が狭い為、撮影には十分注意しましょう。

f:id:unagimikankun:20190506224628j:plain

アップすると、その狭さが分かります。

目の前は崖です。

f:id:unagimikankun:20190506225043j:plain

 

それでは絶景を堪能しながら、撮影に入りましょう。

空を写さない画角でも、列車がミニチュアに見える程の高さです。

f:id:unagimikankun:20190506230154j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/200 F4.5)

 以下のガードレール付近から撮影すると...

f:id:unagimikankun:20190506230542j:plain

 

7.隠れスポットほぼ山頂からの絶景「奥大井湖上駅」その2


このような絶景も撮れます。

f:id:unagimikankun:20190506230835j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO200 SS1/200 F4.5)

 

以上が隠れスポットからの絶景2選となります。

定番スポット及び隠れスポットを私が知る限り説明しましたが、常連さんや地元民の方からすれば、常識の範囲であったかもしれません。

一応説明に誤りが無いようにしたつもりですが、何か修正箇所があれば気軽にご意見お待ちして下ります。

 

 

おまけ1

8.SLの見える丘公園からの絶景「SLと茶農園」


f:id:unagimikankun:20190506232935j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12-100mm F4.0 IS PRO (ISO320 SS1/500 F4.0)

帰り際に撮影した県道63号線沿い、「SLの見える丘公園」付近の絶景です。

やはり大井川と言ったら思い浮かべるのは、SLではないでしょうか?

アクセスも良く、駐車場も整備されている為おすすめのスポットです。

駐車場からの撮影ではなく、そこから少し北に歩いた白いポールの角、オレンジで囲った地点で撮影しました。

f:id:unagimikankun:20190506234057j:plain

 

おまけ2

9.塩郷の吊橋下からの絶景「吊橋と天の川」


f:id:unagimikankun:20190506234827j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12 F2.0 (ISO640 SS20 F2.0)

こちらも帰り際に撮影した県道77号線沿い、「塩郷の吊橋」の下から撮った天の川の絶景です。

アクセス良好、駐車場ありのおすすめスポットです。

別のアングルも良さそうです。

f:id:unagimikankun:20190506235410j:plain

E-M1 MarkⅡ+ED12 F2.0 (ISO640 SS20 F2.0)


撮影時間は月の沈んだam0:00~3:00頃までです。

 

おまけまでご覧いただき、ありがとうござます!